お客様目線になってみる

こんにちは(^^)/


やはり台風の過ぎ去った後は、緊急を要するお家のメンテナンスが必要となってきますね。

自宅は賃貸なんですが、雨漏り被害が出ました。

残念なことに(・・?・・保険対象となるほどの被害ではないのですが。

大家さんに「主人が直すと言っています。」と伝えましたら、いくらか払って下さるそうです。しかし、もちろん、依頼されたお客様の仕事が先になりますゆえ、自宅はいつ頃の修理になるのか見当も付きません。



先日、近くのスーパーに行きました。

出入口すぐにある女性用の服やバッグを扱うショップの前を通りがかった時に、話声が聞こえてきました。

1人はそのショップの若い女性店員。

もう1人は60歳を過ぎているであろうショッピングカート整理のおじさん。


おじさん「お客さんは下を向いて歩いているからね、あんな所に商品を置いてもダメだよ。お客さんに見えるようにしなきゃ。」と、天井近くまで飾られたバッグを指差す。

まさに下を向いて(自分の腰位置から下の商品しか目に入れてない)歩いていた私は、

(^▽^;) ハッ!とした。的確なアドバイスだわ(''◇'')!

女性店員「そうですねぇ。」とお客さんが歩く通路から、客観的に店内を観てみている。

私・・あ!この女性、素直だなぁ。

普通なら、私の方がプロなのよとムッとくる人が多いだろうに。


この店で買うぞ!と来店したお客さんなら、隅々まで眺めるかもしれない。

けど、何気なく目に入った商品を気に入り、後で買いに行くということが多いようにも思う。

何気なさそうに見えて、そこにちゃんとした戦略、お客様目線が必要なんだな。

(私は、まだまだ出来てないけど。)


どんな職業もプロ意識は必要だけど、ともすると自分側からの一方方向でしか考えなくなってしまっている場合が多々出てくる。

主人の大工仕事を見ていて私が思うのは、

お客さんにとっては全く未知のもので、何をどう頼んだら良いかさえ分からない、どう進行していくのかもわからない、お客さんの立場に立って言葉をかけることをしないと、お客さん不安になるんじゃないかなぁ?ってとこ。

だから時々、建物の事に無知な私がお客さん立場で「連絡してあげて」と口を挟む。


どんなに一生懸命にやっていても、どんなに忙しくしていても、それ、他人様は知らないし、お客様は「お願いします。」と言った時点で、発注したんだから自分のための仕事が進行していると思っているものだと思う。

実際には体は1つしかないから順番にやっていくしかないんだけどね、それとこれとは話が違うってなるんだよね。


レストランで私が痛い目にあった話で例えると、

ウェイティングの席で待つのはいくら時間がかかっても人は待つ。(待つための席だから)

しかし、一旦、テーブルに通されると、すぐにオーダーを取ってくれるものと思い、すぐに飲み物・料理が出てくるものと思うのが人である。

うっかり、手が回らないのに、テーブルは空いているから通すだけと案内したものなら、「遅い!」とクレームを受け、それに応対するスタッフの時間も取られ、店内に雰囲気の悪さが立ち込め・・・(-_-;)もうハチャメチャよ。

テーブル席に案内する際に、「まだ先のお客様のご注文が出ていない状況ですので、お時間は相当かかります。」と説明し、お客様から「はい。」と返事をいただいていても、同じ運命になる。

お客様からは「確かに時間かかるって言われたけど、まさかこんなにとは思わなかった。」と言われるんだよね。

人って、こんな心理になるんだって勉強になった経験。

「こんなに」というのは、人それぞれの感覚だから厄介なのよ。


このハチャメチャを回避するには、近くを通りがかる度に気にかけていますの態度を見せる・言葉での説明を何度もする・具体的な時間の伝達(かなり有効)をするに限る。

その前に、テーブル席が空いていても、自分の手が空く見通しが立つまでは案内しない。

(喫茶までいは、ウェイティングルームなどないので、自分が対応できる分だけの席しか作っていない。)


巷には「お互いに思いやりを」という言葉があふれているけど、それぞれがお互いの立場に立ったり思いやったりって、かなり出来ていない世の中よね~

ハ~フゥン(-o-) 自戒。







Wood Work 木童 & (元) 喫茶までい

千葉県印旛郡栄町酒直台2丁目22番12 「Wood Work 木童」☚もくどう・・じゃないよ。 こどうと読んでね。 大工・荒井です。

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