夏定番 食べるミルクセーキ

こんにちは(^^)/


ニュースをネットで開けば悲しいものばかりですね・・・

それでも時は流れ、自分にいたっては先週も今週もたぶん明日も同じ日々が続く。

頭では、明日が来る保証など無いのだと分かっていても、同じ日が続くという心づもりで生きてしまう。


そして喫茶までいもまた夏を迎える準備をしている。

夏の定番商品、食べるミルクセーキ仕込みました。

食べるミルクセーキの本場、長崎ではこんな感じ⇩

長崎でもお店によってちょっとずつ違うと思うけど、うちのも少しオリジナルのレシピにしてあります。


私の父は長崎国際ゴルフ場のが一番って言って、タッパーにたくさん入れてもらってお持ち帰りしてたなぁ。40年くらい前の話だから、もうその頃のシェフは居ないよねぇ。

ゴルフしない日でも、よく入り浸ってたんだよ、レストランの端で当時のゴルフ場支配人とかと将棋したりしてね。当時のゴルフ場ってお金持ちと繋がれる社交場だったのかもね。

まだ子どもの私は行っても他の子どもがいるわけでもないしつまらないんだけど、ミルクセーキを食べられるから喜んでついて行ってた。(今も昔も食べ物に釣られてる)

後に私にとってゴルフ場は辛い場所となってしまうわけなんだけど(/_;)、そういう悲しい想い出もひっくるめて、私は夏と言えば「食べるミルクセーキ」の味とともに想い出が脳裏によみがえる。


いくら美味しいものを食べても、記憶は薄れる。

美味しいものを食べたという記憶の累積さえされない。

美味しいものを作るだけじゃお店って駄目だと思う所以ですね。

お店の人だったり、一緒に行った人だったり、隣り合わせた他のお客さんだったり、何かしら心に触れた瞬間があった時の食べ物って、鮮烈に覚えてるものだし、味も香りも想い出の中で美化されてると思う。

誰かのそんな舞台になれたら飲食店やってて最高だと思う。

1人で居ても平気だけど、誰かと一緒に居たいって思うのもそこなのかもね。

1人じゃ何をやっても何か足りないという気持ちに追われてしまうんだよ。

もっと楽しい事もっと美味しい物もっと価値のある物と追いかけても、心が満たされるのは一瞬な感じ。

なんかミルクセーキから話それたけど、長崎国際ゴルフ場のレストランの事を書いていたら、当時の感情を想い出した。

夏休み中毎日、大人しかいないゴルフ場に置いて行かれ、たった1人でお昼を食べる子どもの私。好き嫌いも激しかったから食べられるのはハンバーグだけ。

すごーく美味しいはずのハンバーグの味を想い出そうとしても、涙のしょっぱい味だけだ。

だけど、二度と誰かに自分の人生を支配させないと誓い、自分を自分で裏切るようなごまかすような真似をするくらいなら人に嫌われるのなんてへとも思わないぞとなった私の原点のしょっぱいハンバーグ。


気が向いたら喫茶までいのミルクセーキ食べに来てください。





Wood Work 木童 & (元) 喫茶までい

千葉県印旛郡栄町酒直台2丁目22番12 「Wood Work 木童」☚もくどう・・じゃないよ。 こどうと読んでね。 大工・荒井です。

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