想像では分からない事
こんにちは(^^)/
今日はいくぶん気温が下がり肌寒いくらいでした。
そんな今日、どのくらいぶりかなぁ(・・?ずっと気にかけていたお客様と弁当の配達時にエスカレーターですれ違い、とっさに「○○さん!」と呼んでしまいました。
条件反射?(笑)大きな声で「はい!」と返事されて、前回会った時よりも元気そうだと確認できて嬉しかったです。
そのお客様、診察を終えて来店して下さいました。
生まれつきの片目失明に加え、現在緑内障プラス白内障でかなり見えてない状況です。
よくうちに来て下さっていた時は、まだパソコンもスマホも大丈夫だったんですよね。
それが一気に見えなくなって、一時は精神状態も心配になるような事を電話で話されるようになって・・・手探りで電話の数字ボタンを押し、うちに電話されたことを考えると藁をも掴みたい気持ちだったのでしょう。
かなり心配してましたが、今日お話しをうかがうとあの時の会話の中から励みを見つけられたのだとか。
現在の視力での動きにもだいぶ慣れたように見えたのですが(歩き方とか食事の仕方とかで)、それでも周りの人たちに視力が悪いことを知らせるためにも白杖使った方がいいのでは?と疑問に思い、尋ねてみました。
実際に自分で経験してみなければ分からない、想像ではわからない危険があるのですね。
バスから降りる時にドア部にある鎖に杖を引っ掛け転倒したり、杖が道路にある穴に引っかかったりして転倒したりとケガが絶えなかったそうです。
それでも白杖を持った方が良いとは思うので少しずつ練習しているし常にバッグの中に持っているけれど、使うタイミングをまだつかめないというお話でした。
黄色と黒のロープは見えやすいけど金属の鎖は見えにくいと聞いて、健常者である私は考えてもみなかったことだと思いました。
たくましく前を向いていらっしゃる姿を感じて、とても嬉しい日になりました。
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